2013年07月07日
吹奏楽コンクール曲の指導してきました
今日は新潟の学校までコンクール曲の指導に行ってきました。
この学校に伺うようになって3年目ですが、最初の年は曲の指導まで行けず、合奏に取り組む意識や姿勢の話程度で終わってしまい、生徒の集中力も続かず「のれんに腕押し」のような印象でした。
昨年2年目は、チューニングの仕方や基礎合奏のやり方などで、前年よりほんの1歩進んだ程度でした。
しかし3年目の今年はちゃんと曲になっていたので驚きました。もちろんまだまだ未完成な点は多いですが、予想以上に部としての運営がちゃんとできていて生徒の意識も向上していたので、それに伴って演奏も自立している印象を持ちました。
顧問の先生も3年目で、吹奏楽部の顧問はこの学校が初めての経験だそうですが、生徒指導から地道に頑張っていた成果がようやく表に現れてきたように感じました。
以前、全国大会常連校の先生が話していた言葉ですが「スクールバンドは生徒指導が8割、音楽が2割です。これができないと演奏は良くならないと思います」と言っていたのを思い出します。
以前は結構荒れている学校で荒れた部だった印象ですが、今年はそんな雰囲気も感じられず素直で前向きな生徒達でした。
先生1人でこれだけ違うのだから、やはり中学生も高校生も子供はどこも皆一緒で、先生次第で生徒は変わるんだなぁと再認識しました。
その先生は英語科なので音楽の知識は浅いかもしれませんが、生徒とちゃんと向き合っている姿を見ると、音楽の知識を振りかざして生徒指導のできない音楽家より余程良い音楽が出来ているように感じました。
…といっても今日も結局曲の前半でやることが多くて全然進めず、半分もいかないところで時間が尽きてしまったので上手になったというレベルにはまだ遠いかもしれませんが、更に良い音楽を目指して頑張ってもらい結果がついてくる事を期待しています。
以前指導校で、本番数日前に上手になったと誉めてしまった為に本番でそれ以上の演奏ができず、褒めるタイミングを失敗したと反省した経験があるので、今回も褒めずに帰ってきました。
部員達が聴衆など外部の方々から褒められるようになるためには、身内である自分達が厳しい目で見てゴールの先を目指すようにすることではないかと思っています。内輪で盛り上がる団体ほど、外部の人達から嫌われるような印象があるので、そうならないように気をつけようと心掛けています。
…でも、やっぱり期待しちゃいます。頑張って欲しいです!
この学校に伺うようになって3年目ですが、最初の年は曲の指導まで行けず、合奏に取り組む意識や姿勢の話程度で終わってしまい、生徒の集中力も続かず「のれんに腕押し」のような印象でした。
昨年2年目は、チューニングの仕方や基礎合奏のやり方などで、前年よりほんの1歩進んだ程度でした。
しかし3年目の今年はちゃんと曲になっていたので驚きました。もちろんまだまだ未完成な点は多いですが、予想以上に部としての運営がちゃんとできていて生徒の意識も向上していたので、それに伴って演奏も自立している印象を持ちました。
顧問の先生も3年目で、吹奏楽部の顧問はこの学校が初めての経験だそうですが、生徒指導から地道に頑張っていた成果がようやく表に現れてきたように感じました。
以前、全国大会常連校の先生が話していた言葉ですが「スクールバンドは生徒指導が8割、音楽が2割です。これができないと演奏は良くならないと思います」と言っていたのを思い出します。
以前は結構荒れている学校で荒れた部だった印象ですが、今年はそんな雰囲気も感じられず素直で前向きな生徒達でした。
先生1人でこれだけ違うのだから、やはり中学生も高校生も子供はどこも皆一緒で、先生次第で生徒は変わるんだなぁと再認識しました。
その先生は英語科なので音楽の知識は浅いかもしれませんが、生徒とちゃんと向き合っている姿を見ると、音楽の知識を振りかざして生徒指導のできない音楽家より余程良い音楽が出来ているように感じました。
…といっても今日も結局曲の前半でやることが多くて全然進めず、半分もいかないところで時間が尽きてしまったので上手になったというレベルにはまだ遠いかもしれませんが、更に良い音楽を目指して頑張ってもらい結果がついてくる事を期待しています。
以前指導校で、本番数日前に上手になったと誉めてしまった為に本番でそれ以上の演奏ができず、褒めるタイミングを失敗したと反省した経験があるので、今回も褒めずに帰ってきました。
部員達が聴衆など外部の方々から褒められるようになるためには、身内である自分達が厳しい目で見てゴールの先を目指すようにすることではないかと思っています。内輪で盛り上がる団体ほど、外部の人達から嫌われるような印象があるので、そうならないように気をつけようと心掛けています。
…でも、やっぱり期待しちゃいます。頑張って欲しいです!